宇宙飛行士に聞いてみた!
世界一リアルな宇宙の暮らしQ &A
ティム・ピーク著
2015年12月15日より国際宇宙ステーションに186日滞在したイギリス人宇宙飛行士が、Q &A形式で宇宙飛行に関することに答えていくという内容
宇宙飛行士になるにはどうしたら良いか
から始まり
宇宙飛行士の訓練内容、仕事
国際宇宙ステーションでの生活
打ち上げ、帰還
船外活動
に至るまで、実際に宇宙に滞在した人にしかわからない視点で紹介されている。
トイレはどうするのか
寝るときは?
など気になる宇宙での生活や健康に関することも詳しく書かれていて、思わずププッとわらってしまうようなことも書かれていた。
わたしの5歳の子どもが宇宙飛行士希望!
この本を読んで子供のためにわたしがしてあげられることをあげるとしたら…
その1 宇宙飛行士になるには、英語の他にロシア語も学ぶ必要があること!
いま有人ロケットの打ち上げを行なっているのはロシアだけ。ロシアのソユーズ船内はすべてロシア語の記載。スタッフとの会話もすべてロシア語で、英語は私的なおしゃべりの時間にしか使わないそう。
この状況も他の国でのロケット打ち上げ開発の進行に伴い、必要な言語は変わってくるかもしれないが、英語が公用語!と思い込んでいたわたしの常識を覆してくれるいい知見だった。
その2 健康
何になるにも基本ではあるが、健康!
子供の健康のために、食事、運動、睡眠、成長過程で親が気をつけてあげることはいっぱいある、と実感。
その3 視力
『メガネとコンタクトは宇宙飛行士の先行対象外の理由にはならない』
とは明記されてはいるものの、視力が正常であることは何においてもいいと思う。
メガネをかけて宇宙服を着たりヘルメットをかぶるのも大変そうだし、不便だろうし。
ゲーム、スマホのし過ぎには気をつけてあげたいと思う。
その4 たくさんの経験と勉強
宇宙飛行士になる道は1本ではなく、この職種でなくてはいけないというものもないらしい。
ティムさんは陸軍のパイロっトであったが、他には医者、科学者、漁師をしていた、なんて人もいたらしい。
とにかくその道のスペシャリストであることが大切と書かれていた。
色々な経験を積む事、その中から自分がこれはと思うことを追求し学ぶことが大事。