いい人をやめる

長女という気質も手伝って

子供の頃からわたしはいい子で通ってきた

 

妹たちのお世話をするいい子

勉強ができるいい子

お手伝いをするいい子

わがままを言わないいい子

 

いい子の自分が

本当の自分だと思っていた

 

だけど大人になるにつれて

それが苦しくなってきた

 

いい子であろうとすると

いい人であろうとすると苦しくなる

 

我慢している自分がいること

損していると感じてしまう自分がいること

に気づいた

 

わたしって

根っからのいい人じゃないんだと気付いた

 

旦那に出会ったのがきっかけかもしれない

 

旦那は飾らない人

自分の親にも決して優しい言葉はかけないし

なんでもはっきり言っちゃう人

わたしにも

料理が美味しければ美味しいっていうけど

美味しくなければ美味しくないってはっきり言うし

最近太ったねとかはっきり言うし

けど逆にわたしが旦那にはっきり言っても

事実であればそのまま受け止めて言い返しても来ないし

 

なんだろうなあ

人にどう思われようがあまり気にしないみたい

子供の頃も

ひとりで畑や田んぼを駆け回って遊んだり

とにかく奔放で自由に育ったらしい

 

わたしはわりと大人の顔色をうかがって育ったと思う

 

仕事をするようになって

子供を育てながら

フルタイム勤務するようになって

時間の使い方や業務量を調整することが必要になってきた

 

以前のわたしなら

なんでも やります!

わたし下っ端だから!

ってなんでも抱え込んでいたけれど

 

子供を持ってからは

いい意味でズルくなった

 

自分のキャパを明らかに越えるものは

引き受けない

会話にからまない

夜の飲み会は参加しない

できないものはできないと通す

定時で帰る

空気を読んで残業しない

 

ずるくなって

いい人をやめたおかげでだいぶ楽になった

 

いい人でいることって

自分を苦しめる

 

できないことはできないで仕方ない

できないって断ったからって

自分が思うほど人は気にしてない

 

割り切っていい人をやめて楽になろう!