家族終了 酒井順子著
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表題が衝撃的だったので、思わず手にとった
その辺に何気なく置いて
旦那の目にとまったら
どんな反応があるか気になったけど
テーブルに置かれたこの本を見ても
凝視するだけで特段何の反応もなかった。笑
祖父母と両親と子供
という3世代にわたる家族の時代から
両親と子供という核家族へ
そして夫婦のみの世帯も増えている
子供を産み育てるという家族の概念ではなく
居心地のいい相手と
相手を異性と限らず
籍を入れる入れないにとらわれず
一緒にいる
家族の形態は
概念が変化しているのだと感じた
子供を育て上げ生殖の目的を終えた夫婦が
いつまでも仲良く暮らせるわけでもなく、
今度は生活上助け合い会話をし居心地のいい相手になるかといえばそうとも限らない
家族がいつまでも血の繋がりだけで
続いていくという昔からの家存続のあり方はもうとっくに終わっている
家族にはいろんなあり方があっていいのだと思う