告知された方と接する

今日訪問した方が

ガンの告知を受けました

90歳を超えた高齢者(Aさんとします)ですが

とてもショックを受けておられました

 

ケアマネの立場として

病名や受診に至った経過を知っておきたかったのですが

Aさんにとっては

話すのが苦痛だったようでした

「聞いてどうするの?」

と。

「あなたならどういう治療選ぶ?」

とわたしに尋ねてきました。

 

わたしは

「病状やステージによって治療の選択や効果も違ってくるし、今の時点で何とも言えない」

と答えました。

 

Aさんは

イラついた様子で

「そんなことはわかっている」

と言いました。

 

きっとAさんは、

治療どうこうを聞きたかったわけではないのかも。

自分が悩んでいることに共感して一緒に考えてほしかったのかもしれない

 

「今の時点でなんとも言えない」

というわたしの答えは、もっともらしい答えだけど

Aさんを突き放す言い方になってしまったんじゃないか…

 

せめて

今の気持ちやつらさを話してくれたことに

感謝の気持ちを伝えたらよかったのか…

 

きっとわたしに話したところで

病気のつらさをわかるわけはないと思っていらしたかもしれません

 

傾聴と共感

ほんとうに難しい

つらい気持ちを聴くこと

ほんとうに難しいです