老人力 赤瀬川源平著

Twitterで今まで本の紹介をしてきましたが、ブログでも紹介していきたいと思います…f:id:nosuke-mm:20190224124659j:image

 

高齢になると、誰もが多かれ少なかれ

もの忘れって出てきますよね。

もちろんどんなに歳をとってもしっかりハッキリしてる方もいらっしゃいます。

世間ではもの忘れってマイナスなイメージに捉えがちです。

自分は認知症にはなりたくない、認知症なワケがない。

そんな気持ちを抱くのは普通にあることなんじゃないでしょうか。

 

著者の赤瀬川さんは

この「もの忘れ」や「ボケ」という言葉にさえ愛着をもち、「老人力」という言葉で表現しています。

老人力を得るためには、生まれてから多くの経験、紆余曲折を経てようやく手に入れられるものであり、簡単に手に入るものではない、とさえ言い、忘れることのしょうがなさ、面白さを、力と捉えて表現しています。

「もの忘れ」とか「認知症」って

どうにかしなきゃとか、

予防しなきゃ

とかっていうんじゃなく、

みんながもっと

当たり前のこと

愛すべきもの

だって思えることができたら

もっと生きやすい世の中になるんじゃないかと思います。

 

老人力

老いることにより生じる当たり前の変化をマイナスではなく

力としてプラスにできる前向きな考え方をいつも持っていたいです。