読書メモ〜コミュニティナース

コミュニティナース ―まちを元気にする“おせっかい”焼きの看護師

コミュニティナース ―まちを元気にする“おせっかい”焼きの看護師


コミュニティナース
初めて聞いた言葉
訪問看護師でも、保健師でもない
地域にいる、看護師さん

看護師って、こんな働き方もあるんだなとびっくりさせられた

そもそも看護師や保健師って
医療や福祉とか
そっちからアプローチしてくし
専門家意識強い

でもコミュニティナースのアプローチは
地域づくりの視点から
まずは専門家ではなく
町の1人として地域の人に関わっていく

そういう関わり方から
まち全体を元気にしていく
活動が住民に浸透してみんなが健康になっていく

すごくステキな取り組みだなって思った

そして、
本に出てくる方々
みんな情熱、信念をもって仕事してる

それがなきゃ
地域にこんなに親身になって活動できないと思う



看護師って
病院にいたら
患者さんを相手にしているわけで
病院の中でしか患者さんの前でしかスペシャリストになれないんですよね
看護に関してはスペシャリスト

だけど
一般常識とか
暮らしや地域の仕組みや繋がりとか
そういうのには疎い

実際わたしがそうだった
長い間病院勤めをしてきて
それがいきなりフィールドが地域になったとき
わたしがそれまで積み上げてきた
看護師としてのキャリアって
あまり役に立たなかった

ただ病気の知識はあって
どんな治療をして
どんな経過を辿るか
そういうことは経験的にわかるけれど
今までいかに、人の人生の断片だけを見てきたかを思い知らされた

今の仕事で、
当初はどうして地域の会議に
お茶やお茶菓子必要?って思っていたけど

会議だけど
地域のお茶のみの延長からの関係づくりだとか
地域の一員として受け入れてもらった上での活動のしやすさだったりとか

いかに地域に浸透するかってことが大事だし
お茶やお茶菓子にも意味があることを気付かされもした


コミュニティナースの活動大賛成!

自分ができるかと言えばノーかな。

看護師の働き方のひとつとして、学ばせていただきました!